(illustrated by いのうえむつみ)
この記事は、『ワクワク! マンガで引き寄せDreams Come Trueレッスン』の著者いのうえむつみさんにインタビューしたものを書き起こしたものです。
自分にとっての真実は?
まず、他人から嫌味のようなことを言われたとしても、自分の価値は別に変わらない。なので、その人の意見を取り込まない、自分の中に入れないというのが第一。
バカとか役立たずとか言われても、それはその人がそう思っているだけで、自分にとっての真実ではない。
だから私はバカなんだーって感じで自分を責めない。
変わって欲しいと思うのなら…
それから、その嫌味を言った人を「いつも嫌味を言う人」だと思い続けると、その人のことをそういう人としか見えなくなるので、
そのように観測していることになるから、自分の思ったとおりにしか現実は見えないので、、、だから、嫌なやつ、嫌味なやつって思っていたら、常にその人が存在し続ける。
もし、その人に変わって欲しいと思うのなら、自分の見方、感じ方を変えるしかないと思います。
私はどういう人が好きだろう?
「ここはマシだな」って思えるところを探すか、「どういう人とだったら、気分良く仲良く付き合えるかな?」って性格をノートに書き出してみる。
穏やかな人とか、何個でもいい。
まず、その嫌みな人はどこかに置いておいてから、どういう人が好きだろう?って。
良い人のふりをするのではなく…
優しい人とか、穏やかに話す人とか、気さくな人とか、人それぞれあると思いますけど、そういう部分を先ほどの嫌味な人の中に探す!見つける!小さくても構わないから探してみる。
という努力はしてみる。それは、良い人のふりをするのじゃなくて、自分の気持ち、心、、、自分が周りに出す周波数のためにやってみる。
自分の気持ちを整えるためにやってみる。
現実は、自分の発する気持ちの投影だから。だから今までと違うところを見ると決意しましょう(笑)
思い癖
それで、今まで嫌なやつだって思っていたのは、別に自分が悪いわけじゃなくて、たまたまそういう癖がついたというか、そういう嫌な部分だけ見ていたなというだけなので、、、
まぁよくあることなので、別に悪いことではないです。ほとんどみんな、そうですよね。あの人が変わってくれれば、私は幸せなのに、、、ってなっちゃう。
でも相手への見方、感じ方を変えない限り、違う相手との間でも同じようなことが起きちゃう。嫌なやつと過去に感じた相手と、また同じようなところを別の相手に見てしまうから。目の前の人が変わっても。
離婚を繰り返す人とか、彼氏が変わっても似たようなことで文句言ってる友達とか…。
(※離婚がダメという意味じゃないです。何かが起きた時、「あの人のせい!」と思い続けて、相手が変わっても同じようなことを繰り返すという意味です。)
自分の見方、感じ方が変わってないと、どんな人が現れても同じような見方をするから、同じようなことが発生してしまう。
相手を変えるんじゃなくて、変えるのは自分の見方、感じ方だけ。これを変えると、案外すぐ現実が動き出すから、すぐやった方が良いと思います。
克服しようとするよりも…
それか、例えば職場に嫌な人がいるとして、職場ってその人だけがいるわけじゃないから、自分にとって好きな人のことを考えた方がいいと思う。
嫌な人になるべく意識を向けないって方法も必要です。いろんな人がいますので。
だから、嫌な人を克服しようとするよりも、あまり関わらなくて済むんだったら、あまり嫌な人の部分に注目しない方がいいだろうなって思います。
やりやすそうなところから
自分と仲良しの人もいると思いますので、なるべくその人のことを考えて、嫌なやつの悪口も控えて、もう頭の中にその嫌な人のことが浮かばないくらいにしちゃう(笑)
自分にとって都合の良い、気分の良い意味づけをするか、もしくは、もう考えないようにするか、
やりやすそうなところから、やってみて、感触が良いようだったら、それを続けてみるって感じが良いだろうなって思います。
そうやって自分の見方を変えていくと、「嫌な人」は自分の思い癖を直すために現れてくれた人、って感じで感謝に変わります。