(illustrated by いのうえむつみ)
この記事は、『ワクワク! マンガで引き寄せDreams Come Trueレッスン』の著者いのうえむつみさんにインタビューしたものを書き起こしたものです。
いい気分でいようと思っても…
私は、インナーチャイルド[*1]とか深く勉強したことはないので、あくまで私自身のフィルターでしかお話しできないので、参考程度に読んでもらえればと思いますが、
多分、たいていの大人の人たちは、そういう自分の中の子供の部分を無視してきたので、そこに向き合おうとしたら、大暴れするだろうなって思います。
いい気分でいようと思っても、反抗的であったり、苦しいような感情、もしくは今までフタをしていた怒りとか、そういうのがかなり出ると思います。
インナーチャイルド[*1] 内なる子供と訳される。幼少時に体験したネガティブな記憶、抱いた感情が、大人となった自分の現在に影響を与えていると考えられている。
静めようとはしない
なので、それはもう出しっぱなし。それを静めようとしないで、「よしよし、いいよ。ごめんね。」って、「今まで無視してたね」みたいに繰り返し言ってあげてると、段々落ち着いてくると思います。
もちろん期間はかかるかもしれないけど。
そして、落ち着いたと思っても、すぐまた出てきたりします。段々と薄くなって穏やかになってくるとは思うけど、今までそういう負の部分を無視してきた場合は、大分出るんじゃないかなと思います。
でも、必ずというわけじゃないので。ただ私の場合はそうでした。
子供の頃の思い違い
私の場合は、怒りとか悲しみとか、バーッと出てくる時期がありました。
だけど、それも悪いことじゃなくて、子供の頃の思い違いなんかが結構含まれるから、徐々に気づいていく。
例えば、親が夕食の準備とかで忙しくて、あまりかまってもらえなかったとしたら、そのときのことを無視されたとか、大事にされなかったって勘違いしていたりとか。
人によって様々だと思いますけど、そういうのも出てくると思います。
私にピッタリの答えをください!
誰もがそういうのが出てくるとは限らないけど、もし出てきたら押さえつけずに、出しっぱなしでいるか、
もしくは私の場合だと、そういう場合にどうしたらいいかなって考えてから、「私にピッタリの答えをください」って宇宙に放つ。
自分の知りたいことをちゃんと認識して、ノートに書くなり、宇宙に尋ねるなりすると、それに沿った情報が自分の中に入ってくる。
例えば新聞広告で「あ、なんか良さそうな本があった」とか、友達の何気ない言葉の中に「あ、それかも」って感じの答えがあったりとか。
そういうのが必ず来るので、良い方法じゃないかと思います。
答えが来たときに私はスッキリできるだろうなって感じで先に設定してあげるのも、私の場合は良かったです。
もう何より大事に!自分だから
インナーチャイルドが駄々をこねて、暴れていたとしても、結局は大事な自分なんだから、ぞんざいにしないで、優しく対応してあげる。
大切にしてあげてください。自分なんだから。自分と仲直りする。もう何より大事に!自分だから。
一緒に現実を創り上げていく自分自身だから。